電子書籍の可能性

◎変わりゆく書籍の形、ユーザーの59%が抵抗を示す
http://japan.internet.com/research/20040423/1.html

将来の書籍の購入形態に対する自由回答の中に、「端末での閲覧は今後増えていくと思うが、製本された書籍も一定の割合で残ると思う。個人的にはそうあってほしい」(39歳/音楽関連)というのがあった。

結局そうなのだとは思うけども。
要は端末での閲覧が、どのタイミングでどういう形態で広まるのかという部分なわけだ。そこが気になるし、そのためにメーカーさんもいろいろやってはいるのだけど、イマイチだと。


いっそ紙の本にSDカードつけて、両方ってのがいいんじゃないか?
で、問題は、どんなフォーマットで入れるのかということになりますね。
とりあえずSONYは除外しますよ。今更メモステが一般化することはありえないので。
とすると専用端末で言えばΣBookですか。東芝さんからもなんかでるっぽいけども。僕的にはボイジャーさんのT-Timeがいいんですけどね。まぁ、一冊まるごとネットに上げられるとCDの二の舞になるから、なんとか著作権方面の問題でマシンを特定してくれる限定機能付きのフォーマットにしたいんでしょうが。
そーいうのは不特定多数にばらまいているやつを逮捕するとか告訴するとか言う方面で解決してくださいよ。じゃないとCCCDの二の舞で、結局売れないってオチが待っている気がする。


あと専用機ですが、本体のサイズが文庫本サイズにならんかね。画面サイズが文庫だと本体は新書どころかハードカバーみたいになってるじゃん。
端末の方向性としてはSONYだと思うのですよ。キーボードで辞書という意味で。つまり、電子書籍がちゃんと読めそうな端末で、今もっとも広まっているのは電子辞書だと思うわけで。そこに乗っかるのが一番楽というか正しいのではないかと。文章を書くのではなくて、単語を入力できればいい電子辞書だとキーボードの打ちづらさも我慢できるし。だから二面液晶で辞書として使うときは片面がタッチパネル式キーボードになるとかさ。なにより書籍と辞書ってつながってくれると便利っぽいし。未来って感じがする。現行の端末は、なんか肩からさげてた携帯のように、昔はこんなもんで読んでたんだなぁって笑っちゃうレベルだと思うんですわ。