パルマガ終了

僕はいつも、終わりの感動を逃す癖があるのかもしれない。
学生時代は、卒業式に考え事をしていて、気がついたら周りが泣いていて、先生も感極まっているのだけど、僕は話を聞いてないのでどうにもならなかったりした。
パルマガが終了するにあたって、最終記事を書こうと思った時に、終わりへの言葉ではなくて、未来への言葉を書こうと思った。
なんだろうな。たぶん僕の中で何かが終わってない。機長さんはプロジェクト・パーム(http://pp.typepad.jp/palm/)をはじめられた。僕がiPAL-NEXTにあこがれていたあの頃から、ずいぶん時間は経ったけれど、Palmを囲む輪はいろいろ変わったけれど、孫悟空がお釈迦様の手のひらから逃げられないように、僕はこの手のひらの世界から逃げられそうにもない。なにしろ居心地がいいし、何より新しいと思っている。新製品は買ってないけどね。
パソコンも携帯も変えられるけど、Palmは変えられない。たぶん僕に一番近いデジタル。