第2回ボイルドエッグズ新人賞

#第2回ボイルドエッグズ新人賞発表!⇒http://www.boiledeggs.com/belaward/prize2.html
エントリー料7,000円、選考委員はすべて20代半ばの作家という、ある意味超現実的な新人賞、ボイルドエッグズ新人賞。第1回受賞作は日向まさみちの本格推理委員会*1という、今本屋に平積みされているオタクが喜びそうな女の子が表紙の売れてる本。
ボイルドエッグズは、アマチュアがプロになりかけるとき特有の、完成度と勢いの絶妙なバランスみたいなものを感じられるのでちょくちょくチェックしているのだけれど、第2回新人賞発表と聞いてあわくって見に行ったら「該当作なし」でした。
でも一応選者による最終選考作品への総評が見れます。さすが20代半ばの本職、リアルです。なんか文学的にどうこうとか一切無し。ネタが面白いか、物語がブレずに読めるかというくらいのピンポイントな評価です。
新人賞はいないけど奨励賞として時里キサトの『彼女には自身がない』という作品があげられているんだけど、それ読んでみたい。直しを入れて出版されるんじゃないかなぁ。

*1:ISBN:4916199626