ブラジャケ

昔、CLIEのT400を使っていたとき、カバーを向こう側に倒した時に向こう側の人から見てロゴが正対するのは明らかに電車でDOCを読んだりしている自分が広告塔として機能するように考えられていると書いたことがあるが、最近書店でかけてくれるブックカバーなどがあからさまに広告になってきていて面白い。その書店なりの味わいのある紙製のブックカバーもすきなのだけど、書籍というものに広告を載せるのではなく、周囲に見えるための広告としている点がとても面白いと思うのだ。たいていそれはレジで買うときにかけてもらうのだけど、フリーペーパーのように棚からカバーだけをもらってくる広告用ブックカバーがある。それが「BRAJACKET(ブラジャケ)」である。
ブラジャケはいいよねぇ。手軽だし、無料だし、万能しおりまでついている。この万能しおりがすごいのよ。まぁ、ただのカバーの切れはしなんだけども、それが本の表紙側、つまり読み終わったページを挟むようについている。それはカバーにくっついているので、カバーの表紙側を開くと自動的にしおりを開いているのと同じ状態だ。実に単純で安価だが、本という構造上ほぼ完璧なしおりである。
しかも絵柄がいろいろ変わるので楽しい。
先日、無印良品で布製の文庫カバーを買ったのだけど、新潮文庫が入らないということにさっき気がつき、昔もらって何冊か読んでボロボロになってた東京電力版のブラジャケをつけて読み始めたところ、これでいいじゃんと思ったので記す。っつーか、無印良品の文庫カバーは文庫が入らないって事は不良品ってことか?
まー、そんなわけで、また本屋に行ったらブラジャケ一枚という生活にもどることにする。
http://www.b-j.jp/