厚いよ

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)


なにしろ厚いよ京極夏彦。久しぶりに始めるかぁと思いながら手に取った京極夏彦は、やはり厚かった。まぁ、こう見えても僕は『狂骨の夢*1』を二度買って、二度読んだ男である。少々の厚さでは驚かないと思ったが、やはり驚いた。平積みで一冊抜いたら底が見えてしまったのだ。他は5冊以上積んであり、手に取る前はそれらよりも高かったはずなのに。まるで「山田君、座布団全部持って行きなさい」である。僕は元ずうとるびではない。ヨメもケイコちゃんではない。『魍魎の匣*2』の時に「お前が箱じゃねえか!」とツッコんだのと同じように「お前が檻じゃねえか!」とツッコんどいた。お約束だからな。
とりあえず図書館から借りた本を片づけたら読みます。気力がみなぎっているときに。じゃねえと読めないもんな。

*1:ISBN:4062649616

*2:ISBN:4062646676