使用時間

どうしてもまた根元的な話しますよ。そういうの好きなんで。
PIMとエンタテインメントの分かれ目について。ん? なんかそんな話を前にした気がする。最近そういう記憶が薄い。まぁ、思いついたので書きますよ。
PIMは瞬間です。起動して、確認して、終了。それだけでよかったんですわ。で、対するエンタテインメントは、読書、音楽、映像、どれをとっても継続性が重要です。これでネットなんぞにつないだら、バッテリもメモリもいくらあったって足りませんよ。僕のパソコンのHDDの中にはエロ画像とかエロムービーとか何GB入ってると思ってるんですか。僕は何を言ってるんですか?
つまり、PIMとエンタテインメントには、陸上競技で言う短距離選手と長距離選手くらいの違いがあるわけです。そら一緒にならんわと思いました。100メートル走とマラソンの両方で金メダルを取る選手などいないでしょ。心肺機能から筋肉の質まで、あらゆることが違うので、一緒になるわけがない。
PDAの仕組みは、そもそも短距離選手だったと思うわけです。そいつに長距離を走らせようと言うのが間違いで。短距離をより速く走れることに集中して進化すべきじゃなかったかと思うわけですよ。で、長距離はパソコンにまかせると。そうすることによって最強の選手団が誕生するわけです。そりゃ両方で金メダルとれればスーパーマンですから大人気でしょうよ。でも、まるでできてないでしょ。全然できてないでしょ。10GBくらいのメモリで、2時間の映画を二本くらい見れないものは製品じゃないでしょ。
なんでOS4使いつづけることに無理がないかというと、短距離の記録は大して変わってないからです。パッと確認する、それぞスマート、みたいなな。
で、悲しいことにPalmOneの製品も、別に進化してないんだよなぁ。だから僕の中でCLIEよりもPalmOneが上なのは、まだMacにつながる製品を売ってるというくらいのとこしかないわけです。そんなんMacユーザーにしか関係ないじゃないですか。PDAユーザーの問題というわけでもない。
んー、んー。俺の欲しいものはこの世にない。iPodみたいなPIMマシン。それが欲しい。