魅力なし

ヒンジが折れかけているのをいいことに、携帯電話を新しくしようと思ってヨドバシとかサクラヤとかビッグカメラとか行って来ました。
まぁ、最近の携帯にはいろいろ不満もあるんですが、とりあえず実物見て考えようとか思ったりもしましたが。実物見てより不満。というか絶句。
なんかごろごろしたダサイ機械のカタマリみたいなのが並んでる。もしくはパステルカラーのばったもんみたいなやつ。えー。あ、あっちにauの棚があるじゃん……全部同じ機種でしょうが。棚を変える意味がわからん。を3回くらい繰り返しました。
あれ。去年携帯を変えたときはすげーワクワクしたんですけど。今年TungstenC買ったときもすげーワクワクしたから、電子小物好きには変わりないんですけど。なんでしょう、最近の携帯は存在意義がわからない。
でかい。邪魔。なんか変形するからうざい。
自他共に認めるギミック好きの僕としては、大いに不満でした。あきらかにもうすることがないのでギミックに頼っている感じがする。それはギミックをバカにしている。故に不満なのです。ギミックとは手段なのです。なんらかの目的のために、それを最高の形でクリアするための仕組み。それがギミックです。それ以外のギミックはギミックにあらず。目的のない手段は、時として退廃の兆しじゃなかろうかとすら思ったりする。
薄い、とか、小さい、とかに命をかけていた日本産業の勇姿はどこにいったのだろうか。なんかいっそTU-KAにしてくれようかとか、WILLCOM京ぽんってのも捨てがたいとか、半ば本気で思ってきた。でも筐体にバリエーションがなさすぎるのであきらめた。
というわけで、現状維持になりそう。
なんかこう、韓国とか欧米とかからもっと筐体輸入してくれないかね。携帯って市場がでかくなったから、役所みたいなことしかできなくなってる気がする。