TVドラマ自体をコマーシャルにする新時代広告(上)

2005年6月13日 ネットやCMスキップ機能付きデジタル・ビデオレコーダーなどの登場で、従来形の広告が消費者を引きつけなくなっているなか、マーケティング担当者たちは、広告をテレビ番組や映画の中に組み入れようとしている。近い将来、リモコンを操作するだけで画面に登場した商品の情報を見たり、購入したりといったことも可能になりそうだ。


CMはスキップされてお終い。という状況を、強引かも知れないけれども前向きにとらえてる感じですね。広告に走るあまりに番組をつまらなくさせると誰も見なくなるからね。さじ加減難しいですよね。
まぁ、そもそも難しいんじゃないかと。なんつーのかな。宮藤官九郎とかさ、堤幸彦監督のような、コアなファンがついて、小物とかに妙な意味持たせてとか、そーいうことをしないとドラマ内のものに興味って湧かないんじゃないかなぁ。フツーの刑事ドラマで乗ってる車とか、車というだけの記号でしかない。携帯電話とかもそうでしょう。ふつーにやって売れそうなのはファッション系ですかね。人気のある女優さんが着ている服とか。いっそ髪を選択すると美容院が表示されるとか。
説明せずに、ドラマの流れに沿って、自然にかつ目立つようにする。難しいですよねぇ。逆に、広告費出してもらってないけど小道具としてはメインで使いたいものとかどーすんだろ。なんとか広告費出してもらうようにするのかなぁ。
まぁ、いろいろ考えたけど、なんかアメリカのエンターテインメント業界ならどうにかして面白いものやりそうな気がする。で、日本の企業の偉いさんは全然理解しない気がする。