言い分

イラクで爆弾テロがやまないのは、力ずくで持ち込まれたお仕着せのとってつけた民主主義らしきものへの嫌悪なんじゃないかと思う。なにか自分たちの大事なものが、手に届かないところで勝手にすげ替えられることへの怒りというか。僕はそういう状況をあきらめるのに慣れているから爆弾テロなんかしないんだけど。いいとか悪いとかじゃなくて。なんつーか、上空から何百人も殺せる爆弾落とすのと、爆弾抱えてレストランで爆発させることの間に上下もくそもないと思ってしまうのです。どっちの正義も嘘くさいのなら、より高らかに正義をかがげている方が極悪な嘘つきだと思ってしまうのですよ。なんとなく。