PSPにインターネットブラウザを搭載

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、PSPの7月27日にシステムソフトウェアのアップデートを行い、インターネットブラウザを搭載すると発表した。新しいバージョンは2になる。


モバイル環境を考えるとき、発達した携帯電話環境にないものとして「やや大きめのモニタ」というのがあると思う。これからさまざまなコンテンツを展開したい各社は、携帯電話よりも大きいモニタで、ノートパソコンよりも小さい、常に持ち歩いてもらえるものを模索しているわけで。たとえばPDAがそこにつけ込めるかと思ったのだけど、日本にはあまり受け入られなかった。そこでパッと思いつくものは、携帯ゲーム機と音楽プレーヤーなんじゃなかろうか。
iPodがムービー対応になるという噂もあり、ただムービーが再生できるということだけじゃない仕掛けをAPPLEはやってくると思うのだけども、音楽プレーヤー市場で出遅れたSONYは携帯ゲーム機で「コンテンツ持ち運び用ハンディマシン」の展開を模索しているのだと思う。
あとはPSPニンテンドーDSに比べてどれだけ売れてるか、なんですがね。携帯ゲーム機としてぶっちぎりで売れてないと、機能追加してもあがいているようにしか見えないんだよなぁ。もっというと、機能を追加するタイミングというのは、マニア以外に認められてから。最近あらためて思うんですが、やっぱ「やったやつ」の言葉には「やってないやつ」には無い重みがあるんですよ。最近のSONYの製品には「やったやつ」感がないんだなぁ。
そーいやSONYって、いつまでメモステやるの?