ケイタイ音楽マーケット MOOCS

iPodiTunesに対抗するならば、まず馬を射よというわけで、iTunesを超えることが必要でしょう。音楽や音声を囲い込んでいるものの、汎用性がないという弱点を突くという手がある。つまり各社が提携し、このソフトで音楽を管理すればiPod以外のケイタイも含めたどのメーカーのミュージックプレーヤーでも全てに使えますという構造を作るのである。そうでもしないとiPodiTunesとまともに戦うことすら難しい。音楽ファイルのフォーマットはほぼ共通なのだから、やってやれないことはないだろう。
先ほど「ケイタイ音楽マーケット MOOCS」の存在を知った。音楽配信サイトである。聴いたり管理したりする仕組みとしては、パナソニックSD-Audioの流れをくみ、SDカードを軸にしてケイタイやパソコン用プレーヤーで展開しようという腹づもりのようだ。もっとも広範囲になじみのあるSDカードである。ケイタイにもminiSDがついているのが当たり前になってきているので、そういう見慣れたものを介して展開するというのはアリでしょう。
今のところミュージックプレーヤーはパナソニック製品だけですが、ケイタイはdocomoとauのパナソニック、サンヨー、ヒタチがいけるようです。これ広まると面白いことになるんじゃないですかね。
Appleが音楽や音声を囲い込んでいるうちにiTunesの規格を公開すればまた変わるんでしょうけど、当分それはしないでしょう。SONYもいっそ後退しているような今、パナソニックがきたりしてね。