年末年始恒例の京極堂

文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)

文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)


さて、年末です。正月休みには京極堂シリーズを一冊読む、というのが個人的に恒例になっております。
一昨年は間違って『狂骨の夢』を読んでしまいました。何が間違ったかというと、それが二回目で、かつ二冊目だったということです。後半の解決編がみるみる分かる自分の推理力に驚嘆し、既視感を感じる超能力じゃないかと思ったのもつかの間、本棚にもう一冊の『狂骨の夢』を発見したのでした。超能力どころか、後半になるまで読んだことが分からなかった馬鹿であることが露呈してしまったわけです。一冊を二度楽しんだのであればまだよかったものを。
というわけで、今年は『絡新婦の理』を読みます。あとで買ってきます。