付箋と模造紙で考えるようなアプリ

ある日、風呂に入ってるときに、いくつかのネタが浮かんだんです。それはそれぞれが関係しているようなしていないような、何が上位で何が下位かわからない、つまりキレイに並べられない情報。浮かんだネタもさることながら、それらをざっくりと保存しておける自由なエディタのようなものはないかと考えました。
付箋(ふせん)というソフトがありますね。Macでいうならスティッキーズですか。メモできる小さいウインドウを複数配置しておけるやつ。それが一番合っているような気がしました。
メモ紙に書き散らして後から手で並べて考えるような感覚。一つ一つが分離していて適当に散っている状態。素晴らしい。
ただ、問題が一つありました。それは、付箋を貼る土台を一つのファイルとして保存できる付箋ソフトがない、ということでした。いや、付箋としてはそちらの方がいいのかも知れませんが、僕としては大きな模造紙にメモ紙をペタペタ貼って、その模造紙を保存したいと考えていたのです。
DTPレイアウトソフトであるQuarkとかInDesignのような感じです。ような感じというかそのままなんですが。使い慣れているしね。でもそれは何か違う。もっとエディタ感覚というんでしょうか。ワープロソフトうざいからエディタを使いたいという感じです。
ということで探し出したのが「自在録」というソフト。まっさらな紙の上に、小さな付箋を貼ってメモを書き、いろいろ動かして考えることのできる、まさに希望通りの仕様。自在かどうかはわからないけれど、確かにアウトラインエディタよりは自由な感じ。並んでない感じ。
まぁ、ソフトのインターフェイスなどがまだこなれていなく、微妙に使いづらいんですけども。他にこのコンセプトで丁度いいものがみつからないので、しばらくこいつを使ってみます。テキストを書き出す機能もあるんで、漠然とした考えをとにかく「自在録」で書き散らし、並べ直して考えてみて、テキストで書き出してエディタで編集するとかアウトラインエディタで読み込んでさらに考えてみるというのもアリでしょう。
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