今日はダイアナ靴の日

今日は夕方からお客さんがいろいろ来るので掃除とか洗濯とかから始まる。ヨメちゃんの友達がタロをみにくるとか、おひるね堂さんがお貸ししていたスリングを返しがてらにゃほちゃんつれてくるとか。まずはヨメ友達登場。何度か一定期間をおいてタロを見ている人たちなので、成長ぶりに驚いている。その驚きを見て、あぁすげえ成長してるんだなぁと思う。毎日見てると、できるようになった日の感動はうすれていくじゃないですか。まぁあたりまえなんだけども。そういうのを思い起こすことによってまたいろいろ感じるところもあるわけです。「今まで見てきた赤ちゃんの中で一番可愛い」とまでいわれて鼻高々。まぁね、うちのこ世界一ですから。親ばかほど子育てを楽にする思想はないんですよ。許してくださいよ。でもってここにはじめてタロに会う、ヨメちゃんの友達の彼氏というのが登場します。この彼氏。三度の飯より乳児が好きという一風変わった人なのですがね。はじめのころは抱っこする?と聞いてもなんだか乗り気じゃない感じで。あれ、前情報は間違っていたかと思ったんですがね。慣れて来るにしたがって本領発揮ですよ。最終的にはもっすごい遊んで、また遊んでくれるとタロは超嬉しそうな顔するもんだから「うわー、もう死んでもいい」とか言ってました。はっはっは。まぁ、彼女の方も寝起きでタロがにっこりしたときに胸キュンでやられてましたけど。さて、彼女らが持ってきてくれたお土産として、漫画の本がありました。エマの7巻。ハチクロの9巻。おおきく振りかぶっての1〜6巻です。合計8冊。これが魔物でした。晩御飯食べてみんなが帰った後、読み始めたら止まらない止まらない。特におおきく振りかぶってはもうグッとくるくる。バッテリーという野球小説とちょうど逆の感じでしょうか。情けなくいエースをレベルの高い保守が盛り上げていく話。まぁ、それだけじゃないですけどね。監督とかチームの面々とかがいちいち格好いいし、敵チームすら格好いい。技術と言うよりもそれを支える精神面が描かれていて、だからもう一つ一つのプレーに感情移入しちゃってのめり込めます。なんだろうなぁ。昔は野球よりサッカーの方が面白いなんて思ってましたが、バッテリー読んで、サンデーのあおい坂高校読んで、今年の夏の甲子園見て、おおきく振りかぶってを読んだら、野球は面白いんだということが分かりまして。じゃあなんで野球がつまらないと思ったのかというと、何のことはない、日本のプロ野球だけが面白くなかったんですわ。なんつーかな、一つの試合がそんなに大事じゃないでしょ。分かりやすいところで言うと、優勝というものに対する一試合の重要度が極端に低いというか。後半になればそうでもないんだけどね。全体でおしなべてしまうと、一試合にかける意気込みが低いんですよ。特に僕なんか見たとしてもテレビだから、特別な祭り感はないんです。そこで、どんなにいろんな人が頑張っても、年間130試合以上があるんだから薄くなっちゃう。だからつまらなく見えるんだろうなぁ。試合数を減らすか、同じ数のままで一つ一つを盛り上げる仕掛けを考え直さないとさ。これだけ無駄に娯楽の多い現代では、魅力を維持できないんだなぁと思ったりしたわけです。そして、そんなことを考えながら借りた漫画を一気に全部読んだら朝の4時になっていたのであわてて寝たのです。漫画っておもしろいなぁ。