自殺報道のあり方について

先日書いた最近の自殺流行の話にトラックバックいただきまして*1、自殺しようとしている人に何ができるのか(主にどうやって自殺から逃げるのかの提案)をうだうだ考えてました。とりあえず見つけたというか目に入ったのが、自殺報道のあり方について2000年に出されたWHO勧告文。

1)やるべきこと
・自殺の代わり(alternative)を強調する。
・ヘルプラインや地域の支援機関を紹介する。
・自殺が未遂に終わった場合の身体的ダメージ(脳障害、麻痺等)について記述する。

2)避けるべきこと
・写真や遺書を公表しない。
・使用された自殺手段の詳細を報道しない。
・自殺の理由を単純化して報道しない。
・自殺の美化やセンセーショナルな報道を避ける。
・宗教的、文化的固定観念を用いて報道しない。


これを肝に銘じておこうかなと思います。何ができるのかは正直まだわかりません。万能の方法を考えてるから答えがでないんだろうなぁとは分かってるんですが。

*1:http://d.hatena.ne.jp/gnf/20061110/1163174878