Himawari Reader


AndroidのeBookリーダーですごいのある。思想としてはiBooksこえてると思う。
おそらくこれから初心者がePUBを読むという機会が増える。いや、増えてほしい。だから僕は、高価で多機能なiPadではなく、sonyのリーダーを推す。しかし電子書籍をハンディマシンで読むという状況で、もっとも増えるのはAndroid携帯上でだろうと思う。だから、必要最低限の機能を持ち、だれでも使えるアプリというのは絶対に必要なのである。それがこのHimawari Readerだろうと思ったので、記事に起こした。
説明することはあまりない。ePubファイルをダウンロードするとき、何で開くかと聞かれる中にHimawari Readerがあるので選ぶ。Himawari Readerを開く。そこにePubがいるのでタップする。読む。まぁ普通といえば普通だ。しかし、ここからが真骨頂である。
画面の下の方に左右の矢印がある。右側のボタンを押せばページが進む。左を押せばページが戻る。
衝撃的である。
普通、縦書きの本を意識したアプリが多いため、左が進むである場合が多い。しかしである。右利きの人はスマートフォンを右手で持つ。見るだけのものではなく使うものだから、利き手で扱う。その状態で最も押しやすいのは右下である。最も押しやすい位置に、最も頻度の高い「ページを進めるボタン」がくるのは当たり前である。来ない方がどうかしている。Himawari Readerは分かっている。
さらにメニューを表示させて驚いた。
そこにはボタンが5つ。
文字縮小、文字拡大、前章、後章、目次、だけである。細かい設定も何もない。
細かい設定がない、それでいて読みやすい。ということは、デフォルトでの表示にものすごい気を遣っているということである。設定の責任をユーザーに投げてないのである。
これ、60歳過ぎたうちのお袋でも、ちょっと教えたら使えるわ。
ということで、今後AndroidでおすすめのePUBリーダーを聞かれたら、Himawari Readerと答えることにした。最も間違いないからである。完成度が高いからである。基本的には好みだから、好きなものを使えばいい。ただ、おすすめできるアプリとなるとHimawari Readerなのである。分かっているからである。