世界一素敵な学校
高橋源一郎氏のTwitter抜粋。
ほんと、それがまかり通ったらこまる大人がいっぱいいそうだわ。
午前0時の小説ラジオ・「世界一素敵な学校」1・そんな学校は他にもある。日本にも、世界中のあちらこちちにも。ぼくたちの多くがそのことを知らないのは、たぶん、社会が知らせないようにしているから。なぜなら、そんな「ありえない」ことが可能なら、困ってしまう人たちがたくさんいるはずだから。
2012-01-17 00:00:05 via web
学校その学校は、アメリカ・マサチューセッツ州にあるサドベリー・バリー校。ここでは4歳から19歳までの「子ども」たちを受け入れている。日本でいうなら、「幼稚園年中」組以上から高校(もしくは大学1年)程度までだ。写真で見ると、この上なく美しい風景の中に、「校舎」がたたずんでいる。
2012-01-17 00:04:31 via web
学校通常の「教育」を一切しないこの学校に対して(それなのに、たいていの子どもは希望の大学に進学する)、そんな「奇跡」のようなことがあるはずがないと、「現実主義者」たちは批判してきた。けれども、最後に音をあげるのだ。なぜだかわからないが、ここではなにもかもうまくいってしまうから。
2012-01-17 00:12:15 via web
学校「教育」はしない。けれども、子どもたちがなにかをしたい、と思った時のための「完全な準備」が、ここにはある。その「準備」は、カリキュラムに従って、「教育」を与えるだけの学校より、遥かに困難だ。実例をあげてみよう。
2012-01-17 00:14:08 via web
学校「元気一杯幸せに、毎日を過ごしているのです。娘が「読みたい、読もう」と決心したのは9歳のときでした。どんな理由でそう判断したのか、わたしにはわかりませんし、娘本人も覚えていません。まもなく、9歳と6カ月で、彼女は完璧に読めるようになりました。なんでも読めるのです」
2012-01-17 00:38:18 via web
学校24・産業革命以降、「義務(強制)教育」が生まれたのは、工場で働く、「機械のコマ」が必要だったからだ。それに必要なのは、きわめて不自然な「自動人間」になるためのスキルだった。そのために、どうしても必要なことがあった。それは、子どもたちの「自由な精神」を破壊することだった。
2012-01-17 00:44:20 via web
学校30・この学校でもっとも驚くべきことは、実は、いままでに書いた「教育」の「内容」ではない。この学校の「統治」のシステムだ。この学校では、すべてが、校則も、予算も、学校運営も、「教師」の採用・解雇まで「全校集会」で決められる。そこでは、おとなも子どもも同じ1票の権利があるのだ。
2012-01-17 00:57:08 via web