TigerとTungstenCの同期

さて、僕がMac miniの購入に踏み切った理由とは、そもそもiPod miniTungstenCと同期できて、Happy Hacking Keyboardが使え、なおかつOS10.3以上という条件を全て備えたマシンが格安で欲しい、というものでした。とりあえずあらかた設定を終え、のこすはTungstenCのみの状況です。
MacとPalmを同期するにはどうすればいいかというのは「マサトレ」に書いてあります。つまりMac+Palmマサトレという公式。で、OS9で同期したときのことを思い出しながらマサトレを読みますと、やっぱり一度英語版PalmDesktopを入れ、必要なファイルを取り出してからアンインストールして、何食わぬ顔で日本語版PalmDesktopをインストールして取っておいたファイルを上書きしてくれるとできるらしい。しめしめ。鼻歌交じりで作業を終え、ゲームセンター嵐ばりにHotSyncボタンを押す俺。そして沈黙。思考停止。
いかん、マサトレに書いてあること以外を調べるなんてマサトレに対して失礼だ。と思ったら、別の方法も書いてある。さすがマサトレ。別になにも貰ってないけども。
どうするかというと、TungstenCに付属のCDにはPalmDesktopのインストーラー入ってるわけですよ。それでHotSyncできるんですよ。当たり前だけど。問題は英語版のPalmDesktopだと日本語が表示できないので、文字化けだらけになるんですよ。でもデータ自体はちゃんとシンクロしてるんです。
つまり、英語しか知らない外人に日本語の手紙出しても相手は読めないんですよ。でも文字は書いてあるんですよ。じゃあどうしましょうかというと、相手に日本語を覚えさせればいいのです。具体的にどうすればいいかというと、sin's palm webさんで公開されております「PDE2J」を使うと良いのです。Palm Desktop English to Japaneseということですね。洒落てます。こいつがまた使い方簡単で、起動してインストール押したら終了。はい日本語表示できました。うっわ。楽。
というわけで、見事にTungstenCが使える状況になりまして一件落着。まぁ、メニューとか全部英語だし、英語版なのでそもそもアドレスにルビをふるスペースがないとか、そういう問題はありますが。漢字とふりがな一緒に書いちゃえばいいんじゃないかと。あとは気合いと妥協。
とにかく最低限のことができて設定が楽であること、というのがPalmを使う際のモットーにしておりますのでね。そーいうことです。
【マサトレ】http://www.ne.jp/asahi/masa/training/
【sin's palm web】http://homepage.mac.com/sinpalm/