簡易ポータブルコンピュータの需要はあるけれど

このようなマシンは、移動中の原稿執筆に使える小型の簡易ポータブルコンピュータとして、私が長年求めていたものであった。つまり、大きな画面が使えること、無駄な機能が過剰装飾された携帯電話やPDAよりも使いやすいこと、本格的なラップトップよりも小さい(そして安い)こと、という要件を満たしたコンピュータだ。そしてネットワーク接続は私にとって必需品であるから、ビルトインの無線または有線による直接接続か、あるいはケーブル経由による携帯電話への接続ができれば、なおさら結構である。


引用先は“ビル・ゲイツ氏、貧困層のコンピュータ購入に100ドルや200ドルでなく、600ドル超の出費を”というタイトルで、それに憤慨したロビンさんという人が書いた記事なんですが。あまり内容とは関係ない部分を引用しました。
大きな画面、過剰装飾の排除、小さいくて安い、ネットワーク接続という条件を満たしたコンピュータというのは、やはりシグマリオンを思い出させますね。そしてロビンさんが「長年求めていた」と書いているように、需要はきっとあるはずなんですよ。僕だって欲しいもの。ただ、それだとまぁ儲けはあまり出ないんでしょうね。要らないものを抱き合わせで売ると儲かりますからね。
多くの人が、要らないものを要らないものだと明言できるほどに発達したら変わるんでしょうけども。飽和したあとというか。999円のMP3プレーヤーが発売されるような感じで。ウェブ進化論的に言えばチープ革命ということですかね。それはいったいいつのことなんだろうかねぇ。