刑事の聞き込み

京極夏彦と北森鴻がその著作に登場する刑事に、同じようなことを言わせていました。
「欲しい情報を欲しい欲しいと言ってもくれるわけがない。色んな話をちゃんと親身に聞いてやれば、その中に欲しい情報が混ざっているもんだ」
コミュニケーションというか、人付き合いにおいて重要なのは、雑談できるかどうかだということじゃないかと思うわけです。そのうち雑談力とかいう新書が出そうな気すらします。もう出てるかも知れません。で、今調べたら何冊か出てました。うーん。
そして、いつものことながら、僕には雑談力がないということと、雑談力という本を買っても雑談力は絶対につかないということと、雑談力をつけるには現場に出てもまれるしかないということと、僕には現場に出る勇気がないということが解っているのでどうにもならないということなのです。
なので、最近は議論というものをあまりしなくなりました。コミュニケーション感度の低い人間は言い逃げか逆ギレしかできないことも解っているからです。
なんとかせねばな。