曲がるスキャナー

東京大工学系研究科の染谷隆夫助教授らが10日、ノートにはさんで持ち歩け、ワインのラベルや本のページにも密着して読み取りできる薄いシート型のスキャナーを開発したと発表した。有機半導体を使った世界初のタイプで、3〜5年後の実用化を目指す。


最近また絵を描き始めたんだけど、手書きの線をパソコンに取り込んで色を塗る派の僕にとって一番のネックはスキャニングだ。スキャナー自体が最近は薄くなったとはいえ場所を取るもので、なかなか気軽にちょっとというわけにはいかない。場所や時間などをスキャナーのためにさかなければいけないというのは、やはり不便なのだと思う。
曲がるスキャナーはどうやらその悩みを解決してくれそうな道具だ。USBから電源を取り、それだけで動くなら、マシンをちょっと借りてスケッチなどを取り込むことも可能だろう。仕事の書類ももちろん可能だ。サイズや価格の問題はついて回るだろうけども、僕の使い方ならB5もしくはB6程度の大きさがあればいい。家庭用ファックスについているハンディスキャナの小型版が展開するのを待っていたのだけど、あまり流行らないようなので、こちらを待つことにしよう。