歌謡曲万歳

万華鏡

万華鏡


BOOK OFFでCDを買った。気になるけど買おうかどうか迷っているものを中古屋で見つけるとつい買ってしまう。
買ったのは奥村愛子『万華鏡』という、アンティークでキャッチーなメロディとホーンセクションを使った豪奢さをちりばめた、一昔どころかふた昔前の歌謡曲を意識した内容。ジャケットもその世界をそのまま出したイラストで、直球勝負な感じである。そーいうの好きだ。
好きなので期待しすぎてボーカルの「上手いけどそれだけ」という感じに最初は不満だった。こういうのは企画ものに近いので、当然のように《特殊な声》を求めてしまう。音色がその世界に合っているかということで、個人的にミュージシャンを好きになる最大のポイントであったりする。最初は不満と書いたのは、最近は不満でもないということで、何度も聞くうちに《特殊な声》とまではいかないけども、慣れたというか好きになってきた。楽曲自体は好きなので、相乗効果でかなり好きになったといってもいいくらいだ。
好きになったらいろいろ知りたくなるのが人情ということで、検索開始。そして見つけたのがこちら。
歌謡今昔物語

歌謡今昔物語


やっちゃった。見ちゃった。小島麻由美がいて大西ユカリがいて、山本リンダがいて欧陽菲菲がいる。名前を並べただけで古き良きジャパニーズエンターテインメントとその後継者、ナイス昭和のにおいがプンプンする。速攻買いだ。