ソニーとムービーと

APPLEがなんか発表したら無駄になるかも知れないんで、半端なまま公開。

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個人的な希望も含めて考えると、やっぱソニーはパソコンと映像で行くべきだとは思うんですよ。なんか似合ってるし。
で、この先どうなるかということを、CDとiTunesiPodiTMSの流れに沿って考えてみた。
映像を買い、好きなときに好きな所で消費する。ムービーをダウンロードするのは流行るとは思うんですよ。それにはまず、有名人の出る、再放送ではない、ポピュラーな、テレビや映画並のコンテンツが必要。
そこでユーザーが簡単に好きなように映像を見れるシステムを作れるかが勝負。
そしてインタフェースと価格。
これまで発売されたあらゆる会社のDVDを無料ソフトでパソコンに取り込むシステムを作れるか。DVDを無料ソフトでパソコンに取り込むことにより、データとして活用する方がDVDよりも便利だと認識する啓蒙活動になる。それができないなら、ムービーメディアが一般的になるのはDVDが廃れるまで待つことになる。自ら廃れさせるくらいの勢いが欲しい。
特に著作権保護機能はユーザーに見せてはいけない。まるで壁がないかのように気軽にスムーズに映像を見れるシステムを。
回数制限などのあらゆる制限事項は全て足かせになる。欲求を解放させるときに制限は反発を生む。
音楽がネットで著作権を無視して交換されても、iTunesiPodは爆発的に普及しiTMSも盛況だ。音楽をデータにしてから好きなマシンで聞くというスタイルに慣れたので、はじめからデータを買うということへの拒絶感がかなり薄まっている。それが現実。
APPLEがもしムービーの見れるiPodを出すのなら、障害のないムービーを供給できるシステムを作ってからだ。例えばミュージックビデオのダウンロードとか。そして、スムーズに映画などを追加していくという感じか。
今のソニーだと、著作権が〜とか言ってるうちにAppleや他の企業がそういうシステムを作っちゃって二番せんじになっちゃうという可能性が高い。そして独自システムとそれに対応したデザイン性の高いデバイスを発売するけど時すでに遅し。