ケータイネットとインターネット

冷静に考えればコンテンツビジネスやおサイフケータイなどの生活ツールとしてのケータイのソリューションは、やはり日本の方が進んでいる。しかし活発に変化しものすごいスピードで新しいモノが生み出されているアメリカのインターネットサービス群から、Web2.0の風をダイレクトに受けているのがアメリカのケータイという姿を考えると、日本のケータイのキャリア主導にもっさりとしている印象を感じざるを得ない。


まぁ、i-modeのようなケータイネットとインターネットの差は、見ようによってはでかい。ただ、日本のケータイネットはSNSに似ていて、全解放されないからこその安心感みたいなものがある。
W-ZERO3のおかげでスマートフォンが上昇気流に乗っているような気がするけど、やはりまだまだだろう。ただ、最近の携帯には普通のインターネットに接続できることを売り文句にしているのもあるので、だったらスマートフォンにしちゃえよと思うのもわかる。
だったら両方だせばいいんじゃないか?
ケータイネット網の閉鎖性による安心感は、たとえば所有者の年令層を把握して入れないサイトを作るとか、ケータイサイトの表示する広告を変えるとか、おサイフケータイでたばこや酒を買えなくするとかいうコントロールに役立つと思うし。
ただまぁ、日本で使えるスマートフォンが少なすぎるので、もっと何とかして欲しいというのはありますけどね。