ソニーのベクトル

なんだろうねぇ。デジカメとかさ、パソコンとか、あらかじめ用途が固まった状態で、あとは見た目だ!くらいの状況になってはじめてソニーってのは光るんじゃないかと思ったりもするわけです。もしくは、社会人として自分の金でパソコン買えるようになったときに、ショーウインドーの前で指くわえて見てたソニーのパソコンを俺は手に入れたぞと。自分の部屋は自分のスタイルで統一するというときにソニーは光ると。


あと最近は八方美人すぎる気もする。なんかこう、音楽馬鹿がそこまでするかと思うくらいに「音楽を聴くこと」にこだわって作ったデジタルオーディオプレイヤーとかをソニーで出してくれたらかっちまうかもしれん。さらに「音楽で遊ぶこと」とかできると最高だと思う。アレンジできるとかリズムマシンになるとか。そういうスタイルを提示して欲しいなぁとか思う。


複合機ってさ、明確なスタイルを提示しにくいと思うんですよ。職業とか着ている服とかみたいに、人が見えてこない。VAIO pocketを見たときに浮かんだ人物像はスタパ斉藤だったもん。こないだJ-WAVEかなんかのクラブイベントで、iPodで音楽持ち寄って、それぞれがDJ気分、みたいなのを聞いてたんだけども。そーいうふうなトコに入っていってほしいのがソニーなんですよ。大容量のハードディスクつんでるわけだから。いっぱい入ってる曲に、間にスクラッチ入れて、途中で別の曲とつなげてとかさ、そーいうプログラムっぽいミックスくらいできそうな技術はもうあるとおもうんだよねぇ。再生方法なだけだから著作権とか大丈夫だと思うんだけど。そのミックスはそのプレーヤーとPC内だけに限定されるなら大丈夫じゃないかと。


で、アップルが聞くだけにこだわるなら、ソニーは音楽で楽しむスゲー小さなマシンを、デジタルってスゲーってなことをやってほしいわけです。ムービー見れるマシンを5台持っててもわけわからんと思うんですが。全部再生できるだけじゃん。再生装置をごたまぜにくっつけてるだけじゃん。お前は何がしたいんだよと。入ってるムービーの音消して、音楽にあわせて切り替えられるビジュアライザとかさ。なんか音楽の範囲内ですげーことして欲しいのです。