現代のバベル

これがマーケティングの現状であり、かかる費用は決して安くない。広告主が今年、消費者にアプローチするために投じる広告費は数千億ドルになるだろう。
その結果は? 広告の氾濫だ。研究者の大雑把な推測によると、平均的な米国人は毎日、数百〜数千の広告にさらされているという。
だが『パースウェイダーズ』は、マーケティング企業は影響力を失いつつあるのかもしれないと主張する。番組の中で、ナオミ・クライン氏は、消費者をゴキブリにたとえている――スプレーされ過ぎて耐性を身につけるようになったゴキブリだ。


商品を売るための広告やマーケティングだったはずなのに、気がつけばマーケティングにあわせて商品が生まれてますわな。そしてそのことをみんな知っている。それはマーケティングで生まれたものを信用するのはダサいとなっちまうんじゃないかと。さながら飛び込みで営業に来るトウモロコシ相場の勧誘みたいなもんです。美辞麗句を尽くそうと、本当は優良企業で素晴らしい話なのかも知れなかろうと、こちとらはじめからどう断わるかしか考えてねえよ。
記事ではアメリカの大統領選挙にも触れてます。アメリカの大統領選挙はどっちが勝っても胸くそ悪いもんですなぁ。投票用紙がどうだのとか嫌がらせがどうだのとか。そのうち、やる気が全くないから痛いところが特にないようなどーでもいい人間が消去法の結果選ばれるようなことになるんじゃないだろうか。マーケティングの結果、そういう試算がでてもおかしくはないですわな。そーなったらどうすんだろうね。
やっぱ一点貫く商品力で勝負して欲しいよね。買うどころかもらっても邪魔だからいらないと思ってたPSPですが、ポポロクロイス出ると聞いて買っちゃうかもと思いましたもん。いまのところニンテンドーDSで欲しいソフトを見つけてないし。初期のポポロクロイスのグラフィックは、ハリウッドが束になってもかなわない秀逸なドットグラフィックなんですよねぇ。PSPの処理能力だとかそーいうの全部知りませんがポポロクロイス出るなら買いたい。いちおうデジタル系はこまめにチェックしてる方ですが、ソニーのPSP自慢とはまったくかけ離れてるとこでPSPを欲しがっている自分がいます。そーいうことなんだろうなぁ。