世界に羽ばたかないでもいいミニメディア

全日本小学校ホームページ大賞*1なるものがあるらしい。小学校のホームページの賞である。受賞校のサイトを見てみると、給食を何食べたとか書いてあります。
ちょっと前。ホームページじゃなくてウェブサイトだろ、とか鼻息荒く言ってた時代。僕は、子どもの写真だのペットのホームページだの、くだらんものを世界に向けて配信するのはアホだ、と思ってました。
でも、今僕は子どもの写真を毎日親に携帯のメールで送ってます。親がパソコン使えたら、おそらくサイトにしちゃうかも知れません。実際、助産院で知り合った人で、子どもの写真のサイトを作ってる人います。インターネットがここまで普及すると、逆にそーいう特定の人間しか見ないサイトというのはアリなんじゃないかと思ってきました。
SNSにしろという話でもないです。SNSってある意味排他ですから。小学校に警備員を配置する、というのと同じ違和感を感じます。
なんと言いますか。印刷代のかからない広報誌が作れる時代なんだ、という感じ。お金がないけどフルカラーの広報誌が見れる。それっていいじゃない、ということです。そもそもインターネットとは〜とかいうのつまらないじゃないか、ということです。
全面で大きなことやってもいいし、すみっこで小さく楽しんでいてもいい。場、というのはそういうことなんだと、改めて気づいたというわけです。

*1:http://www.j-kids.org/