ちんさんタモリ説

Bonchicast聞いてて、ほんとに流浪の番組だなぁと思いますよ。いろいろあるんだろうけどマイペースだし。特殊な環境下にあって日常のようで、それでいて面白い。打ち上げ花火のようではないけど線香花火ほどでもない。
あと、ちんさん喋り上手いでしょ。技巧的に上手いと思わせないという嫌みのない上手さ。安心して楽しさを受け入れられる。
これまた司会も上手いんだ。うちの結婚パーティーの余興クイズの司会お願いしたんですけどね。トップクラスのセミプロでした。僕がアドリブ効かないんで苦労かけたようですけども。来てくれたみんなが当たり前のように楽しんでくれてたのは伝わりました。
当たり前のように楽しめる空間って今思えばすごいですよね。熱狂は当たるか当たらないかの賭じゃないですか。限定範囲にしか通用しない上にすぐに冷めるし。そうじゃない面白空間を作れるってのは「芸」というのを確かに感じたですよ。例えば、誰かが転びそうになるとします。転んだらスムーズな流れが止まるでしょ。で、とっさに支える。でも支えるだけでも流れは止まっちゃうんですよ。そこで支えるに続いてそのままダンスにもっていくとか。なんかこう、それはそれで流れは大幅に変わらないと、
でもって九州だしさ。音楽じゃないときでも底流に音楽的なものをいつも感じるし。それってやっぱりタモリじゃないかなぁと思ったんですよ。別に似てるとかじゃなくて。タモリ的というか。突き放すでもなく、隣にいるわけでもない。いい感じの距離があって。ちょっと同じ人間じゃないような気もしたりするんだけど、でもやっぱり怒ったり泣いたりしてそうで。
とまぁ、オチのない思いつき話でした。なにしろタモリがなんだかわかってませんからね。ただ、その微妙に解ってる部分の類似と、わからなさの加減が近いんじゃないかなと。本人*1が見たら嫌がるかなぁ。なんてことを思いながらアップしてしまう。

*1:タモリじゃないよ