好きじゃない状況

園児の遺族から昨年5月に鄭永善容疑者(34)がグループ登園のルールを守らないと相談を受けていたことを明らかにした。
(略)
相談は、鄭容疑者が子どもを送迎する順番でないのに付いてくるという内容だったという。


んー。なんかこのへん。
送迎する順番を守らないでさぼるならルールを守らないと言えるんですが。順番でないのに付いてくる、というのは駄目なんですかね。まぁ、なんとなく嫌というか気持ち悪いとかいう感覚はわかりますけどね。その気分が「順番でないのに付いてくる」という表現に現われている気もします。うっとおしい感じ。うっとおしいと思っていたということ。みんなの和に入れていない人には近寄ってもらいたくないという感覚かなぁ。ありますね。あまり思い出したくないけど。
いろんな事件見てると、あんまり好きじゃない人と一緒にいなけりゃいけない時のコミュニケーション能力、そういう状況での耐久力が弱まってると思います。好きじゃない仕事をするときの処理能力とかさ。僕なんかもう、自分で嫌になるくらい低レベルですよ。我慢しまくって陰口たたいて鬱積するか、原因となっている犯人にぶち切れるかという最低の二択しか浮かばなくなってしまうのね。このときのぶち切れは無様ですよ。いかに自分が可哀想な被害者かを訴えるわけですからね。無様さを考えつく限りの正当性でベタベタとコーティングして隠しながらね。
もっと最悪なときは、放棄したりね。
あぁ、好きじゃない状況をまっとうな方法で乗り切る力が欲しい。耐えるのを超えて気にしてないレベルに持っていくとか、ぶち切れずに様々な迂回手法で処理するとか。まぁ、その力を得るには、経験することが一番なんですがね。