その場本

データを選べばその場で印刷製本してくれるシステムはできないもんかね。本を裁断してスキャンする自炊とかあるなら、逆にそういうのアリじゃないかな。
新書、文庫、コミックとかは、使う紙とかサイズとかでフォーマット固まってるから、けっこう行けると思うんだけど。
付加として自分のブログをそのフォーマットで印刷してくれるサービスとかあったりすると楽しそう。
自炊ってのは、まんまスキャンすることによってフォントやデザインも取り込んでるんだよね。紙の書籍と電子書籍は分かれて対決してるかのようにも報道されるけど、紙なのにデジタルという自炊を間に置いて考えると面白いと思う。さらに、デジタルなのに紙というのもアリかなと考えを進めたら、その場で印刷売りってのが浮かんだわけです。まぁ、パソコンとプリンタ持ち歩いてその場で印刷して売ってるミニコミみたいなのはだいぶ前からあるし。ツイッターで告知してその辺のカフェで電子書籍を対面販売するなんてのもある。元がデータならあとは客が選べばいいよね。もちろん、元のデータが紙をスキャンしたものでもいいでしょう。
ちょっと文字大きめでおねがい。へい、じゃあページが増えるからちょっとお値段上がりますよ。みたいな会話とかあってもいいじゃない。
はいおまちどうさま。あ、この本まだ温かい。そりゃあできたてだからねぇ。みたいな会話とかとか。
【追記】もうあった
三省堂書店 オンデマンド サービス開始！
http://www.books-sanseido.co.jp/event/promo_20101206.html