CDの次とか

CDの次に来る音楽のメディアは何か?
っつーと、何も思い浮かびませんよ。
「物理的に回転する円盤状のもの」というイメージは結構強いと思うし。ジャケットのサイズとかもあるしね。お金を払って目に見える形で手に入れられるもの、というのも捨てがたいし。
まぁそれはレコードからCDになったときに、メリットとデメリットと共通点で考えたときの共通点なわけですが。
あと、なんかCDは僕にとって、アーカイブ化された音源というイメージになりました。CDをCDプレーヤーで聞くことは一ヶ月に一回もないくらいで。
でもやっぱり音楽を買うときはジャケットが欲しいし。好きなプレーヤーで聞きたいし。ダウンロードして買うこともあるかもしれないけど、やっぱ専門店でダラダラもしたいし。そーいう文化として定着したものを、レコードからCDに変化したときは、多少の不満もありつつ消費者が受け入られるものだったわけですよ。
そーいうことを加味すると、現状のCDでメディアとして消費者が不満に思ってる事ってなんだろうか? 特にないと思っちゃうわけです。強いてあげれば大きさくらいだけども。そのために新しいオーディオ機器を買うほどでもないし。パソコンのドライブとかの関係もあるしね。
企業は客を喜ばせることによって儲けるわけです。新しい客の喜ばせ方を発見したら、市場は勝手にそっちに流れるわけで。たとえばCDはレコードの耐久性を超えるとかコンパクトで小さすぎないとかそーいうことで。著作権保護だけじゃ絶対に駄目だから、ついでに容量を増やして映像とか入れてみても、音楽はかならず付随する映像とともに鑑賞するものじゃないし。
CCCDだろうがなんだろうがいいんですよ。それがこれまでのCDを超えるほど音楽に便利なら、新しいオーディオ機器買ってでもそっちに流れますよ。そういう意味ではアホなほどゲンキンです。
要するに、ムチをくれるならアメも用意しろということです。ムチだけで許されるのは無能政治家だけで十分です。最近ムチばっかりです。CDに著作権保護機能がついてないのは作ったヤツがバカだったからです。企業はユーザーに何一つ不自由させることなく、自分たちの権利を守ってください。それができないなら潰れてください。もしくは、泣いてたのむなら許してやらんこともない。
とりあえずレコード会社は、通常のCDを販売しつつ、MP3とか無断で配信してるやつをバンバン訴えながら、著作権保護機能がありCDを超えるくらいユーザーに新しい利便性をもった音楽メディアを開発して普及させる。それ以外の選択肢はないでしょうよ。ネットパトロールとか裁判費とかは、著作権保護機能をCDにつけなかったツケです。ツケは自分で払いましょう。もしくは努力でなんとかしましょう。親に泣いてたのむガキじゃないんだからよ。