ファウストと縦書きエディタ


ファウストVol4購入。小説ごとにデザインが変わり、使用されているフォント名まで書いてあるので、つい買ってしまう。そもそもライトノベルというジャンルの動きは面白いというのもあるし。
でもって今号の目玉、文芸合宿! Live at『ファウスト』!!のコーナーにて、合宿参加者の乙一北山猛邦佐藤友哉滝本竜彦西尾維新ら全員が縦書きのエディタで書いているという記述を見つけ、パクること風のごとくかぶれること火のごとき僕は、さっそく縦書きエディタでものを書いてみる事を決意した。
とりあえずWindows用の縦書きエディタを探してみるが、フリーではなかなか気に入る物が見つからず、iText*1に落ち着く。シェアウエアなら乙一氏が使っているというO's Editor*2がやはりよい。シンプルでいて分かりやすくできている。また、青空文庫のルビ表示にも対応しているというのも面白い。WYSIWYGでプリントを意識した書き方もできるところがiTextiTextの上位エディタであるLightWayTextと似ていて僕的にしっくりくる。LightWayTextもWindows版があるのだが、もともとMacを意識して作られたものだけに、インターフェイスがWindowsというOS上で動かすにはどうも違和感があるので、O's Editorを使い続けるという選択肢も考えておくことにした。
ご推察の通り、この記事は縦書きで書いている。MacなのでLightWayTextを使用している。サイトで公開するのは横書きだし、半角英数は横になってしまうので見づらい部分もあるけれど、雰囲気が新しいので面白い。そのうち短編小説でも発表してくれようかという勢いだ。調子に乗りやすいこと林のごとく。あきらめやすいこと山のごとし。

*1:http://homepage1.nifty.com/lightway/

*2:http://ospage.com/oseditorreview.html