クラウゼヴィッツの暗号文

クラウゼヴィッツの暗号文 (新潮文庫)

クラウゼヴィッツの暗号文 (新潮文庫)


ブクログ抜粋。
クラウゼヴィッツ『戦争論』を軸に、戦争について書かれた本。まぁ、知りたくないような嫌な事実がいろいろ書いてあります。第二次世界大戦以降に行われた数々の戦争。暗躍。虐殺。世界中が人殺しだらけですわ。
というか戦争そのものが事業。戦争以外の事業で儲けまくり、自国内の他人の金も奪いまくったら、あとは他国の金を奪うしかないじゃない。しかも必需品で大量消費してくれてリサイクルもできないものが好ましいじゃない。
この先もどんどんやりますよ。嫌になるよね。でも嫌になってどうでもよくなった時期は過ぎました。人を殺すのはいけないという理由で戦争に反対することは、戦争したい人に響かないのもわかりました。
日本の企業も大量惨殺兵器の部品を作ってるんだなぁという思いが定着したのが成果かな。反戦運動とかをするガラじゃないのはわかっているから、なにか自分にできることを探すために、たまには戦争について考えたりしようと思います。