理想のPDA予備軍

ソリッドアライアンスは、残容量・取り外し日時といった情報表示が行える液晶パネルを搭載するUSBメモリ「ELEVE LI 1000」の発売を開始した。価格は512Mバイトモデルで1万2800円から。


ついに来た。「液晶付きUSBメモリ」の名を見たときにそう思った。なぜならば、多機能じゃないシンプルなPDAを求める僕が、今そこそこ売れてるものの中で理想のPDA予備軍として考えられる、としていたものの一つがまさに「液晶付きUSBメモリ」だからです。他には「外付けテンキー」なんてのもあるですが、それはコンセプトが違うのでまた今度。
そもそも、僕はPDAに何を求めているのかを考えたときに、今自分がPDAで何を主にやっているのかというところから考えたわけです。すると、PIMとテキストを読むということで9割はいきます。いや、テキストを読むだけで8割五分くらいかも知れません。だったらデジタルビュワーでいいんですよ。文字入力できるから、いろいろしたくなるけども。ビュワーだったらビュワーだけでもいいんですよ。パソコンにつないでテキストぶっこんどくと、本体についた液晶で読めるというだけで。それだけなら「液晶付きUSBメモリ」でいいじゃないかと。
ソリッドアライアンスの製品は、メモリ残容量や接続日時などを表示するためのものらしいのですが、自作ビットマップデータ表示ができるらしいのです。自作○○という響きに反応して、なんでもやりたくなる人種というのはいますしね。メーカーもそのまま付加価値をつけていくと、やがてテキスト読むくらいのことは可能になるんじゃなかろうか。そりゃ楽しみだ。