DOCで読んだもの No.0003

『山田スイッチのコラム』
著者:山田スイッチ (YAMADA Switch)
形式:WEBページ

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たまに「コラム」というキーワードで検索をかけることにしている。「対談」や「インタビュー」でもやる。そうしてコツコツと探していると、面白いものに出会えるからだ。それは時に単発で、時にまとまった形で表れる鉱脈みたいなものだ。
『山田スイッチのコラム』と題されたそれは、その名前でかなり引いた。今どきカタカナ入りかよ、と。だけど何かに魅かれて見てみることにした。そして一本目のコラムのタイトルで読んでみようということになった。
ナンシー関的な目。それがそのタイトルだ。どうやら青森とナンシー関というのが主な題材のようである。しかもこの山田スイッチなる人物、本も出しているらしい。本を出してるってことは、商売になるだけの面白いものを書いているということだ。さらに出版社がぴあ出版。あー、なんか軽くアングラな匂いのするおもしろ文章が読めるかもしれない。そう思った僕は、いそいそとDOCにする準備をはじめた。メールマガジンの原稿を抜きだしてあるためか、一行が38文字のところで改行してあるのだ。適当に改行を消して読みやすくし、DOCにしてHotSync。すぐに読み始めた僕は、「当たりだ」と思った。
この山田スイッチさん、ナンシー関の著書を彼女の死に至るまで一度も読んでいなかったそうで、その点が僕と同じ。まぁ、僕の場合は田口ランディナンシー関をごっちゃにしていたほどだけども。そのまま気になりつつも読んでいない僕とは違い、おそらく読まれたんじゃないかなぁ。現代を生きるコラムニスト達は、おおよそ半分がナンシー関に被爆してい
るそうですので。
「わだばナンシー関さなる!!」とおっしゃっていられますけども。これからも面白いコラムを書いていただきたいと思います。
山田スイッチのコラム⇒http://n-pro.cside.ne.jp/mailmag/yswitch.html
※なんか、いつか書こうと思っていたらZAKZAKで紹介されていたので、いざ鎌倉!とばかりに書きました。