今日は通天閣の日

カバンを買った。なんていうんでしょうね、これ。リュックみたいな、ベルトが一本のやつ。もちろん、ベビーバギー押して通園するのに楽だからです。今まではショルダータイプのを使ってたんですが、軽く前傾のまま歩くと足にまとわりつく感じがいまいちで。やっぱりリュック的なものが必要だということで買ったわけです。1000円で。まぁ、実験的な意味合いなんで、近くのスーパーで安売りしてたから、さくっと買ってみました。使用感はなかなかいいです。収納力もあるし、疲れは軽くなるし。たすきがけになるので、ベルトをしめたまま体の周囲をまわして中身を取り出すこともできる。まぁ、今まで使っていたショルダータイプは仕切や小さなポケットがいっぱいあったので、無駄に小物の多い僕にはぴったりだったんですが、背に腹はかえられない。おかげで多少朝が楽になりました。それでもやっぱり汗だくなんだけど。なんでこんなに汗だくなんだろう。デブだからだろうなぁ。『ユグドラジルの覇者』ですが、面白くなってきました。なんだろう、物語を説明するのに古典でもない別の物語を使うという禁じ手を使って解説するなら、浦沢直樹のマンガっぽい。いろんなところでクセのある外人が動き、じわじわと進むかと思えば、読んでいることらの心をわしづかみにするような焦燥感をもって走り始める登場人物。もちろん、その先にはもっと大きな何かが待っていることを小出しにしつつです。多すぎて覚えられないと思っていた登場人物ですが、それぞれの物語上の役割が判ってきたので気にならなくなりました。もちろん、今読んでいる段階での役割は、後になって変わるんだろうなぁという期待感も込みですが。何しろ横溝正史ミステリ大賞受賞ですからね。ミステリとしての秀逸な結末があるんでしょう。楽しみだ。唯一の問題は、ハードカバーなので持ち歩くのが面倒だということくらいです。慣れないカバンにでかい本を入れて歩くのは、まず出し入れが面倒くさいのね。仕切もないから中身が混沌としているし。まぁ、中身を入れ替えるときに気づいたんですが、別に持ち歩かなくていいようなものが大半なんですがね。じゃあどれかを置いていこうとなると、どれも使うような気がして仕方がない。さらに、持ちやすいカバンになったんだから、もっと入れてもいいんじゃないかとすら思う始末です。さらに、携帯とデジカメとPalmは腰に付けたサイドバッグに入れてあるのです。なんだかいざというときのためにと思いつつ、いざというときには役に立ちそうもないものたち。でも、できの悪い子ほど可愛いともいうしなぁ。難しいもんです。